日本における許認可の種類・件数
行政書士の業務として、国や県などに提出する「許認可」ですが、よく1万件以上ある、と言われています。
しかし、その1万件以上とはそもそもどういうものがあるのか、ということを情報提供したものが見当たらなくて困っていました。
今回、その元になるデータを確認したので、皆様にその許認可の種類、数、所管する省庁などをお知らせします。

日本における許認可の種類、件数

行政書士の業務をいろいろ調べていると、必ず冒頭に「許認可等の数が1万件以上存在する」と、紹介されます。
しかし、その1万件とはそもそも何か、ということを説明しているものは、ほとんどありません。
そこで、いろいろ調べてみたところ、総務省で公表されていることに行き当たりました。
その概要については、以下のとおりです。

 

1 総務省公表の「許認可等現況調査」

このデータ(総務省「許認可等現況調査」)を見ると、平成29年(2017年)4月1日現在で、15,475件とされています。
これはあくまで許認可などの「言葉」で各省庁から報告のあったものなので、これに付随するようなものも含めると、さらに多いと推察されます。
※ 令和5年5月段階で、最新のデータはこの平成29年のものでした。

 

2 行政書士の業務

データはExcelなので、単純に検索をするといろんなものがあると、あらためて関心したところです。
行政書士が、この1万件のうち、「業務として」今後どう展開していけるか、私も検討していきたいと考えています。

 

3 データ

総務省→許認可等現況調査の結果

 

(出典:総務省行政評価ホームページ→Excelデータ